母の日にカーネーションの花束を贈った同僚の話

ハルナです。

この間,同僚のUちゃんと雑談をしていた時の話をします。少し前になりますが,昨年の母の日の話です。親を大切にしなきゃなと思った話です。

Uちゃんが幼少期の時に,自分のお小遣いで、母の日に赤いカーネーションを一本だけ買い、お母さんにプレゼントしたことがあったそうです。でもそれ以来お母さんに花束を贈ることはなく、プレゼントさえも渡すことがありませんでした。
というのも,思春期に母親の存在が疎ましく感じ、会話らしい会話はほとんどしませんでした。学校から帰宅しても、すぐに自室へ引きこもり食事は後から1人で食べていました。 そんなUちゃんにお母さんは怒ったり責めたりせず、ただ必ず私の食事はいつも用意してくれていました。食事だけではなく、制服のブラウスはいつも綺麗にアイロンがかけられていたし、ボタンがなくなった服もいつの間にか似たようなボタンを取り付けてくれていました。感謝の気持ちはあるのに素直に出せないまま時間だけが過ぎて行きました。
思春期で親との関係をこじらせたUちゃんは、そのまま修復できずにいつの間にか社会人となっていました。一言二言ならボソボソ返事をしますが、それだけです。Uちゃんから話しかけることはほとんどない状態でした。
そんなある日、Uちゃんのお母さんが買い物途中で急に倒れたという連絡が入って,急いで病院へ向かったところ,集中治療室には変わり果てたお母さんの姿があり、Uちゃんは頭がパニックになりました。 すると先に来ていたお父さんが、私に潰れた箱を渡し、「取りに行った帰りだったそうだ。」と。中を見てみると、原型をとどめていないホールケーキがそこにありました。Uちゃんは思わずその場にしゃがみ込み、ワンワンと泣いてしまいました。 そんなUちゃんに父は優しく「母さんは誕生日はいつもお前のためにこのケーキを買っていたよ。お前と一緒に祝えなくても、毎年必ず。」潰れたケーキは、私がお母さんと話さなくなる前までずっと食べていた大好きなケーキでした。
その日からUちゃんは母の病院へ毎日通ったそうで,家のことも全てやるようになっていました。お母さんは危ない状態が続きましたが、容体が少しずつ落ち着いたんだそうです。 集中治療室から出て、一般病棟へ移った時、Uちゃんのお母さんはやっと目を覚ましたそうで,少し微笑んでまた眠ったそうです。
Uちゃんのお母さんが退院する日、お父さんと共に帰宅した時、Uちゃんは母に年齢の数だけカーネーションをプレゼントしました。 Uちゃんのお母さんは大変喜び、初めてUちゃんがあげたカーネーションも押し花にして今でも大切に持っていることを話してくれたんだそうです。
Uちゃんが「今までごめんね、ありがとう」と言うと、Uちゃんのお母さんは嬉しそうに「こちらこそ」と言って笑い合ったそうです。 今年は母の日にカーネーションを贈って,食事にも行って幸せだったとのこと。

ちなみに私は,今年カーネーションを送るのを忘れていました( ;∀;)なかなかお花屋さんへ行けなかったんです・・・(/o\)予約しておけばよかった・・・。来年に同じ失敗をしないように,便利なサイトを調べてみました。みなさん,母の日は忘れちゃだめですよ。

 

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